BRICsとロシア

“BRICs”はゴールドマン・サックスの元社員ルーパ・プルショサーマンが2003年に投資家向けのレポートに提出したので、主な目的は投資家に将来最も投資機会のある国あるいは地区を示した。現在、全世界の景気後退の情況で、いっそう“BRICs”の重要性を現した。

今月注目された“BRICs”の首脳会談はロシアで登場して、中国、ブラジル、インドとロシアは国際金融危機の衝撃と気候変化などの重大な問題について話し合い、共同声明を発表した。しかし、ロシアは依然“BRICs”に属するかどうか、学者たちは質疑を出した。

政治リスク諮問会社Frontier Strategy Groupは、新興市場の予測・研究を行っている。彼らの研究によって、新興国の発展見通しランキングの第1位はブラジルであって、次は中国、インドとメキシコで、ロシアはただ第9位に位置すると表明した。

これを見ると、メキシコはすでにロシアの位置を取って代わって、投資家たちはもうロシアを中国、ブラジルとインドと同じに見なされてない。新興のチリとベトナムの順位もロシアより先にある。→南アフリカランドの取引が可能なFX業者

昨日発表した世界銀行の年次報告書で先進各国の成長率の見通しを軒並み下方修正したが、中国、インドなどの新興国の成長見通しについては上方修正して、世界経済の回復はこうした新興国の成長に頼る部分が大きいという見方を示した。

ゴールドマン・サックスの予測では、今年世界経済の成長率はマイナス1.1%で、しかし“BRICs”の平均はプラス4.8%だった。でも、ロシアの実力は4カ国の中で最も弱い。そのため、ゴールドマン・サックスは2011年~2050年の経済予測で、インドは6.3%、中国は5.2%、ブラジルは4.3%、ロシアは2.8 %、4国の中でロシア依然として最弱だ。

また、今週発表した経済データによって、他の3カ国と比べて、ロシアが金融の津波で受けた衝撃はもっと大きい。ロシアの工業生産は去年より15.4%下がり、今年第1四半期の国内総生産は10%近く下がった。逆に、ブラジルの経済には回復の兆しがすでに現れて、今年下半期に経済成長を回復すると予想している。

ロシアは世界最大の石油・天然ガス輸出国であるので、経済成長はあまりにも石油・ガスに依存している。そのため石油と天然ガスの価格が下落すると、ロシアの経済成長もつられて下がる。また、人口の大幅な減少もロシアの魅力を減らして、かえってメキシコが勢いに乗って発展してきた。

さらに、投資家にとって、もうひとつ配慮する要素はロシアの政治環境である。現在、人々はロシアの本当の指導者はプーチンかメドヴェージェフかが確定できなくて、国家政策の全体も一致してない。だから、世間が注目された“BRICs”の首脳会議はロシアで開催しても、“BRICs”4カ国の実力は決して均一ではない。

Filed under: 経済情報 — 13:04:00